|
|
いびき
 |
睡眠中に喉や舌の筋肉がゆるんだり、アデノイドなどの鼻疾患、咽頭部の異常などによって気道(咽頭)が狭くなり、狭くなった所に空気が通ろうとするので、粘膜が振動していびきとなります。
気道が狭められる最も大きな要因は、肥満です。体全体が太れば、あごや首の周りも太くなり、気道が圧迫されて狭くなります。また、舌も肥大しますので、気道をふさぎやすくなります。
喉がさらに狭くなり、呼吸が止まってしまう状態が無呼吸です 。10秒以上の無呼吸が一晩に数十回も起こるのが、睡眠時無呼吸症候群です。
いびきをかいていると一見熟睡しているように見ます。しかし実際には気道が塞がり空気の通りが悪くいびきを発生しているため、呼吸が抑制され、眠りが浅く、ほとんどが睡眠不足
に陥っていいます。一時的な軽いいびき程度であればそれほど問題にはならないと思いますが、「呼吸が止まる」程の 激しいいびきには 注意が必要です。
いびきをかき、しかも呼吸が抑制され熟睡していないとなれば、日中の眠気、集中力、活力、記憶力が低下し、精神不安定でイライラしたりするようになったり
仕事の能率を低下させ、時に大きな事故をも誘発します。
◎ そのまま放っておくと・・・
いびきや無呼吸が長時間続きますと、体内は酸素不足となり、放っておくとさらに 循環器系や呼吸器系に影響を与え
やがては身体に様々な障害(高血圧、不整脈、心不全、突然死)が出てくると考えられています。
|
 |
1993年アメリカでは、睡眠障害調査委員会が重大事故の例として、スリーマイル島原発事故、チェルノブイリ原発事故、スペースシャトルチャレンジャー号事故、アラスカ沖タンカー座礁事故など多数を取り上げて、睡眠呼吸障害の危険性を報告しています。
また、無治療の睡眠時無呼吸症患者では、交通事故の発生率が正常の人の数倍になるという 報告もあります。
日本でも山陽新幹線の運転士が居眠りをし、最高時速約270キロで8分間、約26キロにわたって走り続けた |
|
|
|